まったく初めての人がジャズダンスを体験したら、どうなる？

何かをきっかけに、「踊ってみたい」「身体を動かしてみたい」と思ったとします。身体を動かす手段は沢山有りますが、さて・・・・何に挑戦しましょうか。

そこで、前から憧れていたジャズダンスをやってみたいなーと思って、家の近くやお仕事からの帰り道に、ふっと目の止まったところに行ってみようとするとしましょう。

初心者対象！と掲げているから、まったく初めてでもそこそこ踊れるんだろうって思い、いざお教室に行ってみました。

すると、そこには今までに見たことのない空間が待っているのです。夜なのに「おはようございます」と挨拶をして、ちゃっちゃと着替えて、プロのように柔軟やウォーミングアップを始めて、先生と仲良くおしゃべりしていたり・・・・。

ほとんどの人は、ここでバッサリ心を切り刻まれたような感覚になり、圧倒してしまうのです。

と、すこーし脅しのようになってしまいましたが、多分体験レッスンに参加した方は、「あるある！」の状況だと思います。

これは、初めての方がダメとか、自分だけが出来てないとかで無くて、最初はみんな同じなのだということです。なので、圧倒されてしまうのも当たり前です。

ただし、お教室によって雰囲気はかなり違ってきます。初めての方にも先生だけでなく生徒からも声をかけてくれて、色々と教えてくれるところも有りますし、逆に、講師すらまったく無反応なお教室も有ります。

なのでレッスン内容に、ついていけるかどうかでは無くて、講師や生徒たちとの距離感を見に行くつもりで、初めの体験レッスンは参加されるといいですね。

何をするにしても、必ず始めの一歩が有ります。そして、この一歩は、かなりの勇気が必要なのは、お教室にいる講師も生徒たちも分かっています。

なぜならば、みんながその一歩を経験しているからです。

ジャズダンスレッスンだけではありませんが、ルーティンのようなものがお稽古には必ずありますので、初めての方が直面された時には、「へぇー、なるほど・・・」と軽く横目で見ていれば良いのです。

そして、その場所にいることさえ違和感を感じてしまうと思うので、すべて学んでみようっと前向きにとらえてみてはいかがでしょうか。

レッスン内容についていけるかは、一日では分かりません。ある程度の回数をこなしてみないと、自分の本来の実力は判断できないと思います。

「難しい」や「簡単」の判断ではなくて、まずは一歩を踏み出せた自分に自信を持ってくださいね。

そして、講師のマネをして思いっきり身体を動かしていくうちに、気持ちの良い汗を流しながら爽快な気分になれるときが来ます。