子供がバレエを初めて体験するときに役立つ、5つの豆知識
子供に習い事をさせてみたいけど、親自身も経験が無いことを子供にさせる時に、少し不安に思われるお母さんたちも多いのではないでしょうか。
バレエの場合は、古くからあるバレエ団はもちろんのこと、お教室によっての決まり事やマナーの厳しさはご想像通りでしょう。
でもそれは、初めから出来なくても全然気にすることではありません。知らなくて当たり前ですし、お教室によっても守らないといけないことは、かなり違ってきます。
そういった意味でも、見学や体験はそのお教室の雰囲気を見るうえで、とても重要ですね。体験レッスンや見学は一回しかできないお教室も多いので、当日は子供のコンディションを整えて、お母さんもしっかり集中して見学できるようにスタンバイしましょう。
そしてまったく初めてでも、最低限気を付けるべきだろうと思うことを、5項目あげてみました。ご参考になさってください。
1)時間に余裕のある日にちで、体験レッスンの申し込みをしましょう。
体験レッスン当日は、必ず時間に余裕をもってお稽古場に着くようにしましょう。レッスン開始時間には、動ける準備が出来ていないといけません。
ましてやまったく初めての状態ですと、おトイレひとつにも時間がかかりますし、交通事情で何があるかわかりません。
そして、まず到着したら受付で、必要な手続きと着替えをする場所などの案内をしてもらいましょう。時間に余裕があれば、質問などもゆっくり相談出来ますし、早めにお稽古場に入れば他の生徒たちの雰囲気も見れます。
ほとんどのバレエ教室では、遅刻でのレッスン参加を認めていません。絶対に遅刻の無いように気をつけましょう。
2)お友達と一緒に体験するのは、なるべく控えましょう。
どうしても、まったく初めてですと不安なので、お友達と一緒だと子供自身ものびのびと安心してレッスンに参加できるのでは・・・と考えてしまいがちだと思います。
それに、お友達と一緒だと、何かあれば助け合えるし、少しは不安は解消されるでしょう。ですが、もっと大切なことがあると思います。
それは、まったく初めてだからこそ、自分に合った場所、子供に合った先生や環境を見分ける場であるからです。
担当の講師も、その子の個性や不得意な部分などを見分けて、今後のバレエへの取り組み方への目標などを考えながら指導します。なので、自分の子供に集中してほしいと思いませんか?
幼稚園や保育園の友達も大切です。でも、バレエ教室でも共に苦労を重ねていく仲間がいるのです。そこに、しっかりなじめるのかを確認すべきでしょう。
しかし、体験の時に完璧に出来るかというのを確認するという意味ではありません。一人一人に個性があり、友達だからといってずーっと一緒に歩んでいくことは不可能なのです。
バレエになると、かなりその差は出てきます。生まれつきの体型や、器用か不器用か・・・。ですが、すべては個性だと私は思うので、その子のペースで一から一歩ずつ進んでいければ良いのかなと思います。
じっくり向き合いたいので、勇気をもってお子様とお母さんのお二人で足を運んでくれたら嬉しいですね。
3)レッスン料は、レッスン開始前に支払います。
原則、バレエレッスンのレッスン料後払いはありません。必ずレッスン開始前に、受付にて指示通り支払うようにしましょう。カードが使えないところも多いです。現金を用意しておくと安心です。
出来れば、レッスン料はおつりの無いように準備をしておくとベストです。ただし、支払方法はお教室によって異なりますので、事前に確認するのを忘れずに。
また、体験レッスンは無料の場合もあります。お教室に確認をしましょう。
4)見学中の携帯電話使用は禁止。写真撮影も絶対にしてはいけません。
子供がレッスンを受けさせてもらっている最中に、見学している保護者の方が携帯電話を使用してレッスンに集中出来ていないのは、担当の講師にとても悪い印象を与えてしまいます。
子供が頑張ってレッスン体験をしていても、保護者の方が興味のないような態度をとっていると、講師はもちろんのこと、他の生徒たちにも失礼にあたると思ってください。
通話だけでは無く、レッスン中にメールなども絶対にしてはいけません。やむを得ず、レッスン時間内にどうしても対応しないといけない場合があるならば、レッスン開始前に講師または受付に相談して教室を退室してもよいか了承を得るようにしてください。
体験レッスンでは、体験する側だけが見ているわけでは有りません。お教室の生徒や、特に先生方は子供本人に加え、ご家族の反応も見ていることがほとんどです。なので、くれぐれも気をつけましょう。
5)身だしなみは、きちんとしていきましょう。
特にお子様の髪型には十分に気を付けてください。体験レッスンの申し込みをする際に、髪型の指定をされれば、必ず守ってください。
まったく初めての場合は、バレリーナの様なおだんごスタイルにするのは難しいですね。なので、おだんごスタイルにしなくても、動きの妨げにならないようにまとめれば大丈夫です。
ロングのお子様は、必ず結わきましょう。ポニーテールのようにしても、顔をブンブンと左右に振った時に髪の毛が顔にあたる状態は好ましくありません。その場合は三つ編みにして先端もとめるなどしてください。
また、ボブスタイルの場合も要注意です。後頭部部分は短くて結わけないにしても、サイドがパラパラと顔にかかる状態では、邪魔になります。なので、サイドだけでも結わくかピンでとめるなどして、ジャンプしたりしてもバサバサならないようにしてください。
以上、5つの豆知識でした。
お教室によっては見学方法や髪型の指示が、もっと厳しいところも有りますので、疑問に思うことは遠慮なくお電話などで相談してみましょう。
体験レッスン当日は、忘れ物が無いかチェックをして、念のために飲み物やタオルなども持っていくと良いです。
そして、何よりもお子様が元気に参加できることが大切ですね。親もですが子供はもっと緊張します。心にも余裕をもって、リラックスしてお稽古に参加出来るようにしてあげましょう。
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