小学生からバレエを始めるために大切なこと

小学生からでも遅くないバレエレッスン

当スタジオでは、次のような質問を頂くことが多いです。

「小学生になってしまうと、バレエを始めるのには遅すぎますか?」

実際、そのように思っていらっしゃるお母様方が多いようです。おそらくバレエには、「2歳や3歳から始めないと、もう遅い」というイメージが強いからでしょう。

けれども、各年齢によって、身体を鍛えていけることや習得できることは違ってきます。もちろん、2才や3才からバレエを始めるのが無駄ということはありませんが、だからといって7才や10才からだと「遅すぎる」「柔軟性がなくなってしまう」「バレエは無理」ということもありません。

何才からでも筋肉は鍛えていけますし、柔軟な身体を手に入れることが出来ます。ですから、小学生からバレエを始めても十分に楽しむことが可能であり、しっかり上達もしていけます。

どうしても「2才、3才から・・・」というイメージが強いバレエレッスンですが、その点は小学生からでも十分楽しんで上達していくことはできますので、ご安心ください。

小学生から始めるのに大切な事

では、小学生からバレエを始めるとき、大切なことはどんなことでしょう。

幼少期は、ママやパパのマネをして楽しむことが多いですが、小学校に入ると、好き嫌いもはっきりしてきますし、興味をもつ対象が少しずつ明確になってきます。

ですから、親の趣味を押し付けてしまうと子供にとってはストレスになり、初めは頑張れても、なかなか長く続けることが難しいでしょう。

しかし、娘に学んでほしいこと、歩んでほしい道、そんなちょっと先の未来に誘導してあげたい気持ちは、親としては大小違えどみんな同じ気持ちを持っていますよね。

その時に、バレエをさせてから興味をもつのを待つのでは無くて、ぜひお母様も一緒に興味を共有して、その道が楽しく素晴らしいものなんだと、子供自身も安心して心から感じられる環境を提供してあげてほしいのです。

そうすれば、必ず子供はやりがいを感じ、しっかりバレエとも向き合ってくれると思います。これが、実は小学生からバレエを始めるとき、とても大切になることです。

やはり、小学生から始めるには、本人がやってみたい!という強い気持ちが一番大切だと感じます。

まったく初めてだと、何をするのか分からないのは当たり前です。そこで、セーラーズスタジオでは、少しでも興味をもってくれた小学生のお子さんに対して、バレエのことをもっと知りたい!楽しみたい!上達したい!という意欲に繋がるよう、難しいバレエ用語や、子供たちが嫌がるストレッチなどは特に丁寧にわかりやすく指導し、興味をもってもらえるように指導しております。

小学生にとっての趣味と本気の違い

ところで、「小学生からでは遅すぎますか?」という質問の他には、

「プロ(バレリーナ)になるわけではない。趣味で良いんだ。だから、厳しい指導は必要無くて、その場で楽しむ程度のバレエが出来るお教室を探している」

そんな保護者の方からのご質問を頂く機会もあります。

バレエレッスンが活かせる職業には、沢山の種類があります。バレリーナになるかどうかは分からない。けれど、バレエを通して表現をするお芝居に興味が出たり、ディズニーランドで踊っているダンサーさんに憧れたり、または舞台制作や美術に興味がでるかもしれません。

また、他にも沢山の可能性があり、バレリーナという仕事をしなくても、バレエで身につけた忍耐力や集中力は、どんな世界にいっても活かせます。

小学生のお子さんの可能性や意欲を狭めないために

そして、小学生の子供たちは沢山の可能性を秘めています。セーラーズスタジオでは、そんな小学生(に限らずですが)の女の子たち一人一人と向き合い、バレエレッスンを通して、バレエ技術のみならず人間力を強くしていきたいと願って指導しております。

例えば、大人クラスの場合は、50才60才を過ぎた方でも、バレエレッスンはいつも本気です。きっと趣味の一つなのでしょうが、「もっと言ってください」「柔軟性を上げるにはどうしたら良いですか」などと、講師に相談したり、向上心も凄く高い生徒さんが多いです。

「コンクールや発表会に出るわけじゃないから、趣味程度で・・・」という考えは、子供自身の意欲ダウンにもつながります。こういう場合は残念ながら、普段のお稽古中も集中力は無くなるし、バレエ技術の上達も見込めません。

そして、上達が見込めないと、本人はやる気も無くなってしまいますよね。

だからこそ、小学生の生徒さんであっても、筋力を強化し柔軟性を上げて、少しでも目標とする形に近づけようと努力をし続けないといけないのです。その結果、惜しまない努力の末に、ほんの少しずつ上達への道が開けてきます。

もちろん、バレエが大好きな女の子でも、時には落ち込んだり、泣きながら悔しんだり、辛くて辞めたくなってしまったりすることもあります。

そんな時に、保護者の方には「趣味だからそんなに悩むな」と言うのでは無くて、しっかり踏ん張って乗り越えられる力となるよう、励まし支えてあげて欲しいと思います。

セーラーズの講師陣の、小学生の生徒たちに対して本気で向き合うレッスンは、きっと子供たちの心にも響いてくれていると思います。

小学生からのバレエで親が知っておくべき事

当スタジオへの問い合わせのお電話は、お母様から頂くことがほとんどです。が、その中で自分自身がバレエ経験が無く、まったく知らなくてすみません・・・というパターンが多いです。

しかし、この点につきましては、まったく心配はいりません。バレエの知識や経験が皆無でも、全然大丈夫ですよ。

バレエレッスンは学びの場なので、小学生の生徒さんが少しずつ習得していくことができれば、それで良いのです。子供が習ってきたことに興味を持っていただき、一緒に前向きに、一歩一歩進んでいきましょう。

バレエを始める前に、バレエに関する知識を仕入れていただく必要はありませんが、もし可能であれば、一度は動画でも構わないのでバレエの舞台を観たり、お友達の発表会を観に行ったりしてみてください。

どんなことをするのか、小学生のお子さんご本人にイメージさせることは大切です。これは、お子さんがバレエを始めてからも、実は大切な事です。

1.お電話

「いますぐレッスンを始めたい!」という方だけでなく、ホームページをご覧になって、何かご質問や不安に思っている方も、ぜひお気軽にお電話下さい。

2.体験レッスン

実際にスタジオまで足を運んで頂き、レッスンの雰囲気を肌で感じて下さい。「体験レッスンのみ」「見学してから体験レッスン」いずれかご選択下さい。

3.入会

入会を決められたらお電話で入会日をお知らせ下さい。当スタジオから、しつこく電話勧誘するようなことは一切ありませんので、その点はご安心下さい。

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