バレエ初心者の方のレッスン着を選ぶ時の3つのポイント(大人編)
バレエレッスンを初めようとする時に、レッスンウェアはいったい何を用意したら良いのか悩んでしまう方も多いようです。イメージでは、レオタード(水着のような身体にフィットしたもの)と白タイツで踊っている姿を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、実際のお稽古では生徒たちはさまざまな格好でレッスンを受けています。
レッスンウェアは、お教室によって禁止されている物や、指定されている物を着ないといけないお教室も有りますので、体験レッスンや見学に行った時に、必ず生徒たちがどのようなレッスンウェアでやっているのかを確認する必要があります。また、担当の先生か受付の方に、確認してから購入するようにしましょう。
そして、特に指定が無い場合でも、気を付けないといけないポイントが有ります。その他、レッスンウェアを選ぶ際のポイントを3つにまとめてみました。
1)身体のラインがしっかり見える
初めから身体にフィットしたものを着るのは恥ずかしい・・・と思ってしまう方がほとんどだと思います。しかし、正しくバレエレッスンをしていくには、とても重要になってきます。
特に、腕全体・デコルテライン・肩甲骨・腹部・骨盤・膝・足首は、先生にもしっかり見えていないと指導の妨げになります。という事は、身体のほとんどの部分を隅々までチェックしながら、バレエの先生は生徒たちに指導していくのです。
そして何より、身体のラインがしっかり見えることによって、自分でもより正しく意識を高めていけるようになります。ですが、レオタード一枚でやれと言っているわけではありません。
バレエ用に用意されたもので、上に着ても妨げになりにくいTシャツやニット、骨盤を隠さないスカートや短パンなど、初心者の方もおしゃれを楽しみつつ出来るウェアも沢山ありますのでご安心ください。バレエウェアを売っているお店が分からない場合は、通うお教室の先生に相談してみると良いですね。
2)動きやすい素材であること
お教室によっては、スポーツウェアでレッスンを受けることを認めているところも有ります。確かに、動きやすい=スポーツ着と思う方も多いかと思いますが、用途が少し違ってくる場合があります。
例えば、①で取り上げた短パンというのも、ジョギングで履く短パンだとバレエレッスンでは動きにくくなってしまう事もありますが、何故でしょう?それは、「動き」がまったく違うからです。
バレエの場合は、股関節からあらゆる方向に足を動かしたり、脇腹を思いっきり伸ばしたり、音楽の中で身体全体をしなやかに動かしていきます。なので、タイツにパンツがまとわりつき、そのたびに手でギュッと下さないといけなかったりしては、集中してバレエをすることは出来ません。
また、「タイツ」も「バレエタイツ」をお勧めします。市販のタイツでは、股のあたりに切り替えしがついていて、見た目もよくありません。そして、固い素材のものだと筋肉の動きの妨げになり、足の指の圧迫感につながる場合も有ります。締め付け感があったり、伸縮しにくい素材は避けてください。
バレエ用として売られている物では無くても、しっかり適している素材や形はありますが、見た目だけでは判断しにくいです。実際に試着をしてみて、ウェアに気を取られないで身体を動かせるかを、チェックしてみるのも良いでしょう。
3)やる気の出るお気に入りの物であること
何と言っても、最後に絶対大切なのはこれです!気持ちからバレリーナ♪まずは、見た目から♪可愛いタイプなのか、シックに決めたいタイプなのか、そういう見た目にこだわるのはもっとも大切だと思います。
「私はまだ初心者だし、上達してからじゃないと、可愛いのは着れないな~」と思っている方は大間違いです。1)や2)で取り上げたことさえ注意して選んだら、後は可愛すぎてもまったく大丈夫です。
それこそ、年齢も関係ありません!バレエを始めるならば、ぜひともウェア選びも楽しんでほしいなと思います。今日は仕事がハードで、夜のバレエレッスンに行くのがちょっと疲れちゃってめんどくさいなぁ・・・・という時も、お気に入りのウェアが気持ちを後押ししてくれることも有ります。
バレエをするということは、美しくなるということ。自分にあったお気に入りのレッスンウェアに巡り合えると良いですね。
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